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お役立ちコラム

大規模修繕工事の期間や流れについて

大規模修繕工事の期間はどのくらい?工事が遅れる原因と対策とは

建物やマンション、ビルなどの修繕工事はとても長い期間を要します。現地調査からお見積り、工事計画、施工、引き渡し、アフターケアまでとさまざま工程があり、すべてを把握することは難しいですが一連の流れや期間をある程度、把握しておくことが実際に工事を進めるときにスムーズにものごとを進めることができます。また工事が遅れてしまうと住居様への影響も出てきてしまうので工事が遅れないようにしっかりと把握し、対策を立てることが重要になります。

今回は一般的な大規模修繕工事の期間や工事の遅れる原因などについてご紹介します。

目次

大規模修繕の場合は工事着工までも時間が必要

大規模修繕工事の場合、一般的にはすぐに工事をはじめるのではなく、ますはしっかりと計画をたててから工事がはじまります。

建物も大きくなればなるほど、施工する時間や箇所なども大きくなり、住居人様や通行人などに迷惑がかからないように配慮し、しっかりと計画してから行います。

今回はわかりご説明するために「計画から工事までの期間」と「工事着工から完成までの期間」で2つに大きく分けてご紹介します。

工事前 計画から工事の開始までの期間と説明

まずは工事が実際の開始になるまえの準備段階として、計画から工事開始までの流れをご説明します。あくまでも一般的な流れになりますのでこのようにして進めない場合もありますので参考程度に確認していただければと思います。

マンションやビル、建物の大規模修繕工事の場合、大きさにもよりますが半年から1年ぐらいかかるのが一般的になります。その中で工事は2ヶ月から数ヶ月以上かかる場合があります。工事開始前の計画段階でも2ヶ月から半年ぐらいはかかることが多いです。計画、準備段階だけでも時間がかかることを理解しておきましょう。

計画から準備までの流れ

1.修繕委員会の結成

マンションなどの場合は居住者からメンバーを選定して修繕委員会などを立ち上げることがあります。マンション全体の意見をまとめたり、取り組む体制をつくります。

また理事会や管理組合があらかじめ、修繕委員会の役割になる場合もあります。必要な工事や業者の選定などを行い準備を進めていきます。管理会社がいる場合はそこが中心となるケースもあります。

2.建物診断・調査の実施

建物の状況を把握します。自分たちでわかりやすい、ひび割れ、タイル剥がれなどはわかりますがそのほかの部分については専門知識が必要となりますので必ず専門業者やコンサルタント会社、管理会社に建物診断・調査依頼をするようにしましょう。

3.修繕する工事の設計、計画

2の調査結果をもとに修繕する場所と全体の予算を検討し、実際に行う工事などを決めていきます。予算に限りがある場合は優先して進める工事などを選定していきます。

4.業者の選定

業者の選定を行います。必ず数社に連絡をとり、相見積もりをとるようにしましょう。同じ工事の内容であっても施工する業者によって使用する材料などの違いもある場合もあります。相見積もりで比較し、気になる部分はどんどんと質問しましょう。そして2〜3社ぐらいに絞れたら、実際に会ってプレゼンテーションをしてもらうようにしましょう。工事する内容の説明であったり、実際どのような人たちなのかは会ってみないとわからならい部分でもあります。

業者様の選定についてはこちらでくわしく説明しておりますのでご興味がある方はこちらもご覧ください。

5.住人総会での承認、業者決定

業者の選定が決定したら、住人総会などで承認をとります。こちらで問題なく承認がとれたら、選定した業者様との契約になります。
 

6.工事概要の説明会

住人たちをまねき、選定業者様から工事の概要、説明会を行います。ここで気になる部分など質疑応答をもうけ、住人たちにとっても不安や心配ごとがないようにします。

 

工事開始から完了まで

ここまでは実際の工事がはじまるまでの流れになりますが次は実際に工事がはじまってから完了までの流れになります。ここからが工事着工になります。

 

 

工事着工から完了までの流れ

1.足場の設置の届け出

 大規模修繕工事にはかならず足場工事が必要になります。足場を設置するには労働基準監督署に足場設置の届け出が義務づけられています。こちらは選定業者が行いますがこのようなことがあることを知っておきましょう。
 

2.仮設工事と足場工事

工事の下準備として大切なのが仮設工事になります。資材置き場など工事を進めるために必要な下準備になります。それと同時進めていくのが足場工事です。こちらも工事、補修など行う際に必要になります。

3.下地補修、シーリング、鉄部塗装、防水、外壁塗装工事

足場の設置も完了できたら、ここから実際の修繕工事がはじまっていきます。まずはひび割れなどの下地の補修を行います。その次に目地などのシーリング、鉄部塗装、防水工事、外壁の塗装工事などの順番で進めていくのが一般的です。

4.工事の完了

予定していた工事が全て完了し、立ち会いのもと工事完了、引き渡しとなります。業者によっては工事の内容を記載した工事記録の提出、その後のアフターケアなどが工事完了後もあります。

 

工事が遅れないための対応策

予定していた工事が遅れてしまうと住居人が不安に思ったり、不快に感じたりしてしまいます。予定どうり工事を遅らせないためにも下記のようなことを注意し対応策をしておきましょう。

1 突然の工事内容の変更をしない

突然の工事内容の変更はしないようにしましょう。工事が遅れる原因はいくつかありますが、計画表にはないことを突然すると計画になかった分、余計時間はかかってしまいます。極力、工事がはじまってからの変更はしないように計画段階で念密に計画をすることがとても大事です。

2 工事状況をしっかり把握していく

工事がはじまってすべてを業者にまかせるのではなく、しっかりと依頼した方も工事がはじまってからも状況を把握するようにしましょう。いま工事はどの段階なのか、計画表どうり進んでいるのか、しっかりと把握していくことで遅れそうなのかなど前もって把握でき、対処することもできます。業者に丸投げするのではなく、連絡を取り合いながら工事状況を確認しておきましょう。

まとめ

今回は大規模修繕工事にかかる期間と流れ、また工事が遅れないようにすることのポイントなどについてご紹介しました。今回、ご紹介した内容はあくまでも一般的な流れになります。建物、マンションやビルなどにより、流れや期間ももちろん変わってきますが、おおよその流れを知ることで全体にイメージが把握しやすくなると思います。ご紹介した内容を参考にして、期間や流れのイメージをもって計画通りのスムーズな工事ができれば幸いです。

マリオン株式会社 取締役副社長 永見 洋昭
マリオン株式会社 取締役副社長 永見 洋昭

一級塗装技能士であり、現在マリオン株式会社の副代表も務める。建築業界に10年以上在籍している経験と知識で現場から営業まで幅広く携わる。

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